生気通天論①

薬膳

自然に逆らわない

「四季調神大論」では、四季に逆らわずに過ごそう。
となっていましたが、
四季を作っているのが、陰陽のバランスになります。
「気」は「陽」、「血・水」は「陰」になります。
「陽気」は身体の表面(陽)で身体を防御し、「陰血・陰水」は身体の内部(陰)で身体を滋養します。
朝昼、春夏は「陽」が盛んで、夕夜、秋冬は「陰」が盛んです。
人も自然と同じように陰陽のバランスを取ることが良いとされています。
このバランスを崩すと邪気が身体に入り込み病気になります。

陽気は太陽

人体の「陽気」は、地球の「太陽」のようなものになります。
太陽は、天高く輝いて、万物に生命力を与えます。
陽気は、人体の上部に多く集中して、体内を巡って生命活動を助けます。
また、体の外側を囲って外邪から守ります。
太陽の運行に異常が生じたら、万物は存在できなくなります。
人体の陽気に異常が生じたら、生命活動が行えなくなります。

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